「アリー/スター誕生」あらすじと感想

アリー/スター誕生

音楽も映画も好きな私にとって、このふたつがブレンドされた映画を観るのが楽しみです。

最近観た中でとても印象に残っているのが「アリー/スター誕生」です。

主演はかの有名な歌姫レディー・ガガ

ガガが演技できるのかな?と半信半疑でしたが、なんでも一流揃いのハリウッド映画です。
少し素人さの見える彼女の演技も、バッチリと良さを引き出していました。

演技以上に、レディー・ガガの歌唱力と曲の素晴らしさに圧倒されるので、物語にどんどんのめり込んで行きましたよ。

そして助演のブラッドリー・クーパーが素敵なのです!

アリー/スター誕生

クーパーは監督を務めながら出演もしています。

45歳のクーパーは、中年男性のセクシーさたっぷりで魅了します。

最近、キレイなお顔立ちの男子がウケているみたいですが、やっぱり中年の男性には渋さと男臭さと、そして大きな包容力があって欲しいなぁ、と個人的には思っています。

監督デビューした彼の、この映画に対する情熱は並大抵ではなかったようで、その意気込みが作品の中に息づいていました。

「アリー/スター誕生」は、1937年「スタア誕生」のリメイク

その後も1954年(ジュディ・ガーランド主演)、1976年(バーブラ・ストライサンド主演)にミュージカル版にリメイクされ、アメリカだけでなく世界中で人気の高い物語です。

どうして何度もリメイクされ、歳月を経てもなお人々の共感を得るのでしょうか。
それにはまずタイトルの持つ魅力があると思います。

「スター誕生」というシンプルで分かり易い題名。
昔、日本で「スター誕生」という歌番組がありました。

プロの歌手を目指す人たちが勝ち抜き戦で頂点を狙う、というオーディション番組です。

本当に歌の上手な素人さんたちが全国から集まり、スターを目指すのです。
人って、誰かが緊張しながらも一生懸命に表現している姿に感動するものですよね。

だから「スター誕生」と聞けば、誰かの成功物語だろうと想像できます。

今回のリメイクは、プロのシンガーを目指す無名の女性の物語

オリジナルでは女優志望でしたが、それをシンガーに変えています。

だってレディー・ガガですもの!
やっぱり歌です。

ストーリーは、クーパーが演じるジャクソンという押しも押されぬ大スターのシンガーが、アリーという女性に出会い、彼女のシンガーとしての才能を見出しスターの座に押し上げて行く。

その過程でふたりは恋に落ち幸せなひと時を持つが、アリーの上昇とは逆にジャクソンは下降して行く
そして2人も離れて行ってしまう…. という感じです。

わたしは昔の映画は観ていませんが、「アリー/スター誕生」を観ている途中で、だいたい筋書きはわかってきました。

ストーリーは、よく「あるある」という感じ

でもそれがまた人を惹きつける要素でもあるのかな、と思います。

エマ

だっていつの間にか、自分が主人公のアリーになってしまっているのです。

歌なんか歌えないのだけど、こんなシンデレラストーリーに憧れるのですよね、女性って。

「誰か私を見つけて!」という心境でしょうか。

もちろんレディー・ガガが主演だから歌が目玉

映画を観ていなくても、きっと主題歌の「Shallow (A Star is Born)」を一度は耳にしたことがあるかと。

ガガの才能が溢れる素晴らしいデュエットソングです。
ギターの爪引きから始まりジャクソンが語るように歌い始めます。

恋に落ちそうなんだ….その言葉を引き継ぎアリーが歌います。
(私も)恋に落ちそうなの….と。

ガガの歌唱力は周知の通りですが、クーパーは本業ではない歌唱のために、1年半あまりのボーカルトレーニングをしたそうです。

さすが本物の歌手レディー・ガガらしく、劇中のパフォーマンスは全てキャストの生歌を収録しようと提案し、その通りになったのだそうです。

だから劇中のライブパフォーマンスに説得力があり、臨場感もスゴイ!

「新しいスターが誕生してよかったね!」だけでは何度もリメイクされません

やっぱりそこに欲望と成功の光と影、妬みや憎しみ、そして人間愛が語られないと軽いお話にしかなりません。

「アリー/スター誕生」では、アリーのシンデレラ物語の対象として、ジャクソンの衰退が描かれています。

ジャクソンは大成功を成し得たロックスター

ある夜ライブを終えたあと立ち寄ったバーで、1人の女性の歌を聴きます。
それがアリーでした。

彼女はアルバイトをしながら、友人のドラッグクィーンの紹介で毎週金曜日だけこの店で歌わせてもらっていました。

歌は上手いけど、まさかこんな田舎娘がプロになれるわけはない、おまけにみんなからブスだって言われているし…。

そんなアリーがジャクソンには新鮮で酔いが覚めるほどでした。

酔っ払いに絡まれ店を出た2人は、スターと一般人ではなく、まるで居心地の良い友達のようにおしゃべりを続けます。

そしてアリーが自分の書いている歌を歌うのです。

ジャクソンがアリーの才能に惚れ込む

コンサートに来ないか、とジャクソンに誘われたアリーはバイトがあるから行けないと断りますが、バイト先で店長に怒鳴られ、それが起爆剤となりジャクソンの元へ走ります。

ファンにもみくちゃにされながら会場に入ったアリーを見て、ジャクソンは喜びます。

そして奇跡的な出来事が!
ジャクソンがアリーに歌ってくれと促したのです。

それはアリーが作った素朴な歌。
初めて会った夜に歌ってくれたあの曲「Shallow」でした。

「いったい彼女は誰なの?」と会場がざわつく中、アリーの歌声は観衆を黙らせるには充分でした。

一夜にしてスターの素質を世の中に知らしめたアリー

アリー/スター誕生

ジャクソンの支援によってスターダムを駆け上がって行きます。

当然、お金になるアリーに更に高みに上がるように欲望を持ったプロデューサーが近づいて来ます。

アリーが脚光をあびる中、既にピークを過ぎ人々の関心が薄れ始めたジャクソン

彼には耳が聞こえなくなる病までのしかかり、麻薬にも手を出してしまいます。

エマ

2人の愛情は冷めてしまったのか、お互いにもっとピュアな気持ちで愛し信じ合って来たはずなのに、孤独の中で荒んで滅びていくジャクソンを止めることはできませんでした。

劇中の随所に流れるアリーの歌声が、きらびやかな有頂天な人生とそこから始まる没落、そして後悔と懺悔などを見事に表現し心を揺さぶられました。

まとめ

ブラッドリー・クーパーとレディー・ガガは、既に大スターですが、2人にとっても新しい監督誕生と、女優誕生の「スター誕生」となった映画だったと思います。

「アリー/スター誕生」の楽曲が大好きになり、聴くたびに映画のシーンが蘇って来て、こんなシンデレラみたいな出会いはないかしら…と思ったりもしますが、今が幸せだからそう思えるのかな、とボヤいてみたり…。

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