「ハッピー・デス・デイ」あらすじと感想【ネタバレなし】

ハッピー・デス・デイ

「ハッピー・デス・デイ」あらすじ

主人公ツリーがマスクをかぶった犯人に命を狙われて、命がつきたところで殺された日の朝に戻ります。

殺された日は主人公の誕生日なので映画の作品名が『ハッピーデス・デイ』というわけです。

殺人犯が奇妙なマスクをかぶっているので、主人公の周りに現れる劇中の人物が全員あやしく見えてきてしまいます。

全ての人に疑いの目をかけてしまう

エマ

誰もが主人公に仕返しをしそうな立場にいるんです。
ツリーは殺されてしまうたびに、誕生日の朝に引き戻されてしまいます。

1回目は同じ出来事が繰り返されることで、夢を見たんだと思うツリーですが、

2回目、3回目と同じ毎日が繰り返されると、ツリーもデジャヴではないことを認識していきます。

殺されると、目覚めたときに同じ朝が来て同じ日常が繰り返されることに気付きます。

相手が誰か分からない恐怖と、なぜ毎日同じ日が繰り返されるのか分からない不安な気持ち

ツリーの精神状態は不安定になっていきます。

他の映画と違うなと思うのは、主人公が犯人に1人で立ち向かわなければいけないところです。

ツリーが同じ毎日を繰り返していることを周りに話しても信じてもらえない、信じてもらえても殺されてしまえば、話した事実すらクリアになってしまう。

ツリーはたった1人で犯人に立ち向かうしかない

エマ

わたしがツリーの立場だったらと思うと恐怖と不安で押し潰されてしまいそうです。

なんども同じ日を生きることでツリーの気持ちに変化が出てきます。

恐怖しかなかった誕生日でしたが、何度か殺されるうちに犯人を突き止めて、殺される前に殺そうと考え出します。
誰が犯人か予測もつかない中、ひとり犯人探しを始めます。

自分に連絡をせまっていたボーイフレンドや不倫相手の先生、凶悪犯など。

同じ日を何度も生きているので、同じ時刻に何が起きるのか、何を言われるのかも予想がつきます。

犯人を突き止めようとトライ&エラーを繰り返す

ツリーは同じ日でも、『違う生き方』を選択することで違う結果になるのではないかと思い、試行錯誤します。

最初の恐怖しかなかったツリーはいなくなり、毎日犯人に対して挑戦するようになっていきます。

ツリーは勇気で満ちあふれていくようになるんです。

でも、変わらずにあるのは誰が犯人か分からないという恐怖、なんども殺される痛みでした。

「ハッピー・デス・デイ」には、一般のホラーにはない前向きなメッセージ性を感じる

同じ日をなんどもやり直し、前に進めないことで普段は興味すら感じなかった自分の生き方について考えることになります。

私たちの日常も映画と同じことが言えるなと思いました。
みんな自分のことに目を向けることよりも、他人の事に関心があります。

悪い事が起こったら、自分を振り返るよりも誰のせいにしがち。
矢印が自分ではなく、相手に先に向いてしまっているんです。

ツリーは普段のわたしの鏡のよう

ツリーは友達が親切にしてくれても気付かない、家族からの愛情をスルーして、本当の愛を常に見過ごしてきました。

今の自分は『良くない自分』だと分かっていても、直す気もなければ直すきっかけもありませんでした。

実際には映画と同じことは起きませんが、ストーリーを通して観ている人に強いメッセージを送っていると思います。

自分しか見えなかった毎日から、誰かのことを考えるようになってツリーは次第に変わっていきます。

友達や家族、大事な人に感謝の気持ちを伝えたり謝ったり。
映画の中でツリーの成長を感じました。

犯人探しは悪いことばかりでなく、周りの人の秘密を知るきっかけにもなった

今までのツリーなら秘密をバラしたりバカにしたかもしれませんが、何度も人生を生きていると相手に思いやりを持てるようになったんです。

自分の行いを改め始めるツリーですが、周りの人の対応を変えたところで殺されればまた始めからやり直しです。

犯人を捕まえなければ全ては終わらないと、あらゆる手立てを考えます。

エマ

全部見終わってから2回目を観てみると、犯人の一言が意味深だったなと感じました。
日常にヒントは隠れているものなんですね!

推理も必要になってくる映画

犯人はわたしが考えているよりもずっと巧妙で計画性があったのだなぁと思いました。

最後のさいごまで犯人の見当がつかないんです。

マスクをかぶってツリーを殺そうとした犯人が明るみになったとき、ツリーと犯人の距離感が近すぎて衝撃でした。

恨みを買う原因を作ったのは、間違いなくツリーの毎日の行いのせいでした。

普段良い顔をしている人は、不満があっても人に気持ちを伝えることは少ないもの。
笑ってる反面、心の中は憎しみで湧いていたんだなと思うと怖かったです。

今まで人生を適当に、自分勝手に生きてきたツリーへの罰

ツリーのように悪いことばかりしていると誰かの反感をかうよ、というメッセージなのでしょう。

殺されるという危機感がなければ、ツリーは周りの人への態度を変えることもなかったと思います。

今まで派手に遊んできたツリーが犯人を殺して明日を迎えるとき、誕生日のカップケーキの火を消しながら願ったことは、『明日が来ること』でした。

まとめ

明日が来ることをただ願うツリーが新鮮で、心に響きました。
みんな当然のことのように明日は来るものだと思って生きています。

だからこそ、間違いがあってもケンカしても明日謝れば良いやと今やらずに繰り越してしまいます。

普通ならツリーのようにこれから起きることは予想ができないものです。
さらにやり直しが効きません。

だから今できることを最大限に精一杯やろうと強く感じました。

いろんなものを求めるばかりだったツリーが最後に欲しかったのは、明日がくるという事実

高望みではないようで貴重な明日。
約束されていない明日。

ツリーのように同じ日々が繰り返されることはないけれど、いつもこの映画を心にしまい入れて生活していきたいなと思いました。

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