
| 和名 | 金剛石 |
| 元素記号 | C(炭素) |
| 1カラットの重さ | 0.2g |
| 屈折率 | n2.417 |
| 分散度 | 0.044 |
| モース硬度 | 10 |
| 靭性 | 7.5 |
| 比重 | 3.50-3.53 |
| 誕生石 | 4月 |
| 宝石言葉 | 純潔・清浄無垢・純愛・永遠の絆・不変 |
| 産出国 | ロシア、ボツワナ、コンゴ、カナダ、オーストラリア、南アフリカ他 |
| 結晶系 | 等軸晶系 |
ダイヤモンドの4C
ダイヤモンドには「4C」という価値の国際基準があります。
- Carat(重さ)
- Clarity(透明度)
- Color(色)
- Cut(カット)
この4つの要素によって価格が異なってきます。
Carat
Caratは重さのことです。
1カラットは0.2g、思っていたよりも軽くありませんか?
Carat数が大きいほど貴重ですが、他のClarity、Color、Cutの要素もとても大切になってきます。
ラウンドブリリアントカットの大きさ
次に日本でよく見かける丸いダイヤモンド、ラウンドブリリアントカットの大きさを見ていきましょう。
| Carat(g) | 大きさ(mm) |
| 0.1 | 3.01 |
| 0.15 | 3.45 |
| 0.2 | 3.79 |
| 0.3 | 4.35 |
| 0.4 | 4.78 |
| 0.5 | 5.15 |
| 0.75 | 5.9 |
| 1 | 6.5 |
| 1.25 | 7 |
| 1.5 | 7.43 |
| 1.75 | 7.83 |
| 2 | 8.18 |
| 2.5 | 8.82 |
| 3 | 9.37 |
| 3.5 | 9.86 |
| 4 | 10.31 |
| 4.5 | 10.72 |
| 5 | 11.11 |
Clarity
クラリティは11等級の評価に分かれます。
| FL | Flawless | 熟練したグレーダーが10倍の拡大でインクルージョンやブレミッシュが見えない。 |
| IF | Internally Flawless | 熟練したグレーダーが10倍の拡大でインクルージョンが見えない。わずかなブレミッシュが見える。 |
| VVS1 | Very Very Slightly Included | 熟練したグレーダーが10倍の拡大で見つけるのが難しいインクルージョあり。 |
| VVS2 | ||
| VS1 | Very Slightly Included | わずかなインクルージョンあり。熟練したグレーダーが10倍の拡大でやっと見える程度。 |
| VS2 | ||
| SI1 | Slightly Included | 熟練したグレーダーが10倍の拡大でインクルージョンを確認できるが、肉眼では見えない。 |
| SI2 | ||
| I1 | Included | 10倍の拡大でインクルージョンが簡単に見つけられ、肉眼でも見える。透明度や輝きに影響あり。 |
| I2 | ||
| I3 |
Color
D〜Zまでアルファベット順に、23段階で評価されています。
| D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | W | X | Y | Z |
| Colorless | Near Colorless | Faint | Very Light | Light | ||||||||||||||||||
Dが無色透明で、段階が下がるにつれてイエローやブラウンの色味が濃くなっていきます。
また、希少性の高いファンシーカラーのダイヤモンドは、上とは別の評価がされます。
Cut
ダイヤモンドの輝きを大きく左右するCut。
人間が唯一手を加えられる要素です。
ダイヤモンドを最もきれいに輝かせるとされているのが「アイデアルカット」です。
その形をバロメーターとして、それぞれのダイヤモンドのCut評価がされていきます。
- Excellent
- Very Good
- Good
- Fair
- Poor
日本独自の基準として3Excellentと呼ばれるものもあります。
これは、CutがExcellentであるのに加えてPolish(研磨)とSymmetry(対称性)もExcellentである場合です。
3Excellentだとハート&キューピッドが見えるケースも多いです。
ハート&キューピッドというのは、専用スコープで覗くとパビリオン(尖っている方)からはハートの形が、クラウン(幅が広い方)からはキュービッドの矢の形が見えるというものです。
参考:ダイヤモンドのCutについてもっと詳しく
ダイヤモンドの色は?
ダイヤモンドは、非常に多くの色のバリエーションを持つ宝石ですが、一般的には無色透明なものが最も高く評価されます。無色のダイヤモンドは「ホワイトダイヤモンド」とも呼ばれ、宝石市場で最も一般的な種類です。
無色のダイヤモンドは光を非常によく反射し、輝きや輝度が高く見えるため、人気があります。
しかし、ダイヤモンドには他にもいくつかの色が存在します。以下に、ダイヤモンドの主な色のバリエーションを挙げてみます:
ファンシー・カラーダイヤモンド(Fancy Color Diamonds)
ダイヤモンドが無色ではなく、色がついているものをファンシー・カラーダイヤモンドと呼びます。色のバリエーションは非常に豊富で、ピンク、ブルー、イエロー、グリーン、オレンジ、パープルなど様々な色があります。これらのファンシーカラーダイヤモンドは非常に希少で高価です。
ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
ブラックダイヤモンドは、非常に暗い黒色をしています。この種類のダイヤモンドも人気があり、ユニークなジュエリーに用いられることがあります。
これらのダイヤモンドの色のバリエーションは、天然の内包物や不純物の存在によって引き起こされるものです。特にファンシー・カラーダイヤモンドは希少で美しいものが多く、コレクターやジュエリー愛好家に人気があります。

コメント
コメント一覧 (1件)
[…] ダイヤモンドと同じく、1カラット0.2gです。 […]