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私の好きな映画は今年公開の「リトル・モンスターズ」です。

桜の木の前で笑っている女性

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ジャンルは一応ホラー・コメディとなっていますが、もうただのコメディで良いでしょう。
日本での劇場公開はなく、今のところはHuluが配信権を持っている映画です。

全く怖くないので、ホラー要素が苦手な方も当然見れる映画になってます。グロさもあまりありません。

とにかく終始笑いっぱなしで、腹筋が痛くなるほどです。

この映画を一言で表すなら、まさに「オスカー女優の無駄遣い」です。
勿論、これは愛情を込めたうえでの表現です。

ストーリー

ある日冴えない男が甥っ子の保育園の送り迎えに行くとそれはそれは素敵な保育士さんのキャロラインが居て一目ぼれ。

ひょんなことから同伴で園児の遠足に一緒に行くことになったのだが、そこにはゾンビが居た。

というありきたりなロマンティック系かつB級ゾンビコメディものなのだが、よくあるゾンビ映画のお決まり展開にオスカー女優のルピタ・ニョンゴの演技力でB級ではあるがそれだけでは終わらせない所があってよい。

設定がありきたりなのに、頻繁に笑いのツボを落としてくるので本当にしんどいです。

バカ丸出しな感じで「ショーン・オブ・ザ・デッド」が好きな人なら100%好きな映画だと思います。

まず、だれもが「それでも夜が明ける」のイメージが大きいと思われる、ルピタ・ニョンゴがこんなアホな映画に出てる時点でアツい。

綺麗で園児からも好かれてて、仕事もバリバリできる素敵な保育士さんという役なのですが、ゾンビに囲まれ園児への愛情とプロフェッショナルさから可憐な可愛い保育士さんの一面から一転、男前にバリバリゾンビを刺しまくって殺しまくる姿のギャップも最高。

血だらけになって帰ってきて、子供たちが怖がってると「お姉さんはジャムのパーティに行ってきたのよ!これはいちごジャムよ~」とどんだけあり得ない場面でも機転を利かす一面が素晴らしい。

そしてアレクサンダー・イングランドの演じるデイヴィッドは、「どこからこの人物のサンプルを得たんだ!?」というくらいヘヴィ・メタル好きには「こういう人居る~」と思わず頷いてしまうあるある男。

そう、売れないバンドマン。

ルピタ・ニョンゴがきれいな歌声でテイラー・スウィフトのshake it offを歌った後に、思いっきりデスボイスとノイズだらけのギターで過激な歌を歌い園児たちが泣き出す様子は爆笑もの。

ああ、こういう痛い売れないヘヴィ・メタルミュージシャン居るなぁと、痛いくらいに分かる。

実はこの曲shake it offが後々にも使われてたり、結構重要な役割をしていて元々好きな曲じゃなかったが、見てるうちに「子供の英語学習によさそうだなぁ」なんて思い始めるほど。

歌も一緒に楽しめるのも良いですね。

そして、やっぱりこの映画が他のゾンビ映画と比べてズバ抜けておススメな所は設定が細かい所です。

笑いのツボも小刻みに来ますし、物語を見るにあたって前に語られてた無意味そうな事が後々になって、「ああ、こう繋がるのか!」と納得する場面が多く非常に巧妙なつくりになっているなとは思いました。

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