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「トゥルーマン・ショー」感想

桜の木の前で笑っている女性

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設定が奇抜、それは1998年の「トゥルーマン・ショー」です。

ジャンルはコメディなのですがドラマ性が高くていろいろと考えさせられますし、笑いも怒りも涙も感じることが出来る大変上質な映画です。

主演はコメディ映画の定番・ジム・キャリー。

彼は思い切った笑いの中にある感動を生み出す達人であり、彼の出てる映画の多くは奥深いものが多いのですが、この映画は特に奥深いののです。

ストーリーはとある離島で、その離島に住んでいるのがジム・キャリーが演じる保健会社で働いているトゥルーマンという男性なのです。

生まれてから一度もこの島を出たことがないトゥルーマン。

以前嵐にあってしまい、そのときに父が死亡しトラウマになってしまっており完璧に水恐怖症になってしまいます。

島を出る為には船が必須。

結局島から出られないといった状況。
その設定が後から驚きとなって返ってきます。

このトゥルーマン・ショーは実はトゥルーマンが生まれたその瞬間から、本人には内緒でその生活を放送されています。

本物のリアリティプログラムに強制的に出演させられているというこれまでにないような設定で、トゥルーマンの暮らしは24時間、常にアメリカ中で見られているというような状況にあるのです。

そのことを知らないトゥルーマンは周りの人たちが自分の人生を盛り上げる為の演出者であることも知らず、真面目な人生を置く妻もいるのですが、番組で仕向けられてた結婚なので愛は少し冷めているような部分があったり、トゥルーマン本人もおかしいなと思うようなことが起きます。

お気に入りなのは24時間のドキュメンタリーを放送しているため、番組の提供会社のコマーシャルを番組を中断して放送することが出来ない為、トゥルーマンの生活のなかでさり気なく提供の商品を紹介しようとするのですが、それがとてもわざとらしくてまさか自分が番組になっているなんて知らないトゥルーマンがそのわざとらしい商品紹介をするシーンがとてもお気に入りです。

日常生活では絶対に言わないような人工甘味料ははいっていないのよ、ぜひお試しあれと語りかける姿には爆笑させてもらいました。

トゥルーマンショーは、彼の人生をこっそりとドキュメンタリー番組として放送をしていのですが、すごいのは彼が住んでいるのは離れ島なんかではなく、膨大なセットであり、ドーム型の大きなセットの中でトゥルーマンは生まれたときからずっと暮らしているということなのです。

彼が見ている太陽も月も機械で演出されたものであり、少しずつほころびが出てきてトゥルーマン事態も自分の住んでいる世界はちょっとおかしいのではないかと考えるようになっていくのです。

違和感を感じながらも暮らす中で、全員が彼の番組を盛り上げる為に偽りの関わりをする人たちだけでなく、学生時代にはトゥルーマンの偽りの人生に同情した女性から島を探してといわれたことを思い出すことからストーリーは大きく進展していきます。

自分と深く関わろうとした人物は何者かによって島を出て行かせられることになるという辛く特殊な環境にどんどんと引き込まれていきます。

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